滋賀県 2019年


大御影山 令和元年10月6日

大御影山 令和元年10月6日写真動画

久しぶりの会の山行です。今日は大御影山です。コースは美浜からではなく、滋賀のビラテスト今津から大御影山を登り、帰りは滝谷山に向かい処女湖に下りビラテスト今津に戻るコースです。帰り滝谷山に行くことが最悪の結果になるとは誰も知るよしもなかった。
そのことは出足からつまずいていた。このつまずきが将来を暗示していたのかも?
ビラテスト今津に着く。料金場には誰もいないのでそのまま通過する。登山道が分からない。案内板にも書いてない。YAMAPを立ち上げ確認する。登山道の方向に車を進める。キャンプ場です。大勢の人がキャンプをしている。キャンプ場の中をグルグル回るが登山道が見当たらない。施設の駐車場に戻る。登山者がいた。登山者に道を聞く。登山道はわかったが、施設の駐車場に停めることになった。『1名300円だった!』支払に行った清家さんが怒って帰ってきた。何と1名300円の名目環境整備費の駐車代がかかった。
支度を整え出発です。道路を歩き、T差路の右側に登山届の箱が置かれている。林道を歩く。左側に大御影山の標柱があった。なだらかな登山道を進む。高低差をほとんど感じない。
途中崖の下にキノコを発見。即、伴藤と津田さんが下りていく。宮本会長も参戦するが、下りていく途中滑ってしまう。会長の採ったキノコは毒キノコかもと心配しスマホで検索するが良くわからない。その後キノコはどうなったのでしょうか?
そしてやがて滝谷山との分岐に着く。ここで休憩です。YAMAPでは滝谷山への登山道が表示されていない。道が有るかどうか確かめて見る。登山道はあった。帰りは滝谷山に向かうことにする。休憩を終え、大御影山に向かう。途中展望台が有ったが、皆通り過ぎてしまった。最後から2番目に歩いていた私が、右側に道があるので、そちらの方向に進んで見た。『素晴らしい!絶景です。』と、声を出すと最後を歩いていた藤井さんが大声を出して皆を戻した。ここが展望台だった。大御影山の頂上よりここの眺望の方が遥かに良い。
更に頂上を目指す。しかし歩いても、歩いても中々頂上に着かない。頂上までの距離が長い。ようやく頂上に着く。ここで昼食。頂上からの展望は大谷山から赤坂山、木の間から三十三間山と美浜の海岸線が見える。武奈ヶ岳は雲の中だった。
昼食を終え、下山開始する。登山道は所々苔むした岩の道のため慎重に下る。滝谷山分岐に着く。いよいよYAMAPに表示されていない登山道を行く。テープを頼りに進んで行く。道が良く分からない。皆でテープを探す。まるでオリエンテーリングをやっているようだ。清家さんが一番に探し当てるので、先頭で進んでいく。小さなアップダウンを繰り返しながら滝谷山に到着する。次に行く方向にテープが見える。その方向に進んで行く。やがてテープが無くなり、枕木のある階段になった。ところが下って行くが、突然階段がなくなった。周りはすべてヤブに覆われていた。下の方に道らしき道が見えるので、急坂を私、伴藤さん、大越さんが見に行くが道はない。会長から戻る指示が出たので、急坂を登っていく。時間も14時を回っていたので急いで戻る。来たときは分からなかったが、分岐があった。その分岐をよく見ると、私達が進んだ道が通行止めらしき表示跡があった。その分岐は落合分岐だった。滝谷山を目指さず、滝谷山に向かって左側に下りて行く。もう少しで林道に着く時点で、高井さんが『どうも道が違っている』と言う。YAMAPを見ると山の反対側に下りていることがわかった。下りてしまった以上林道を行くしか無い。更に最悪なことに。急坂をおりたので、刀祢さんは膝が痛い、藤井さんが足の裏が痛いのでかなり遅れてきた。皆が揃うまで林道で待つ。揃ったので林道を進む。約1時間以上の林道歩きです。それも登りの林道です。大越さん、伴藤さん、私が先に進む。途中私達が迷った天狗岩があった。断崖絶壁です。あのまま進んでいたら間違いなく墜落事故だった。戻ってよかった。そして長い林道を歩き、駐車場に着く。林道は通行止めと登る時に看板が立っていたが通行止めはなかった。車に乗って後続の人たちを迎えに行く。すでに16時30分を回っていた。
『行きはヨイヨイ、帰りは怖い』を地で行ってしまいました。もっと良く調べて行くべきでした。皆さんすいませんでした。お詫び申し上げます。


霊仙山 平成31年2月17日

霊仙山 平成31年2月17日写真動画

金曜日に伴藤さんからLINEがきた。17日どこか提案してほしいとの依頼があった。登山指数を調べて3案提案した。結果霊仙山に決まった。冬の霊仙山は行ったことが無かったので、興味津々でした。しかし土曜日になると登山指数がCになっている。麓の天気は曇り、多分風が強いだけだと思いそのまま決行することにした。
17日朝、登山指数がBになっていた。福井を5時30分に出発。小雪が舞っている。木之本まで来ると伊吹山がよく見えるが霊仙山は雲の中だ。霊仙山の駐車場に着く。すでに数台の車が停まっていた。支度を整えてようとすると、津田さんが登山靴を忘れてきたことに気がついた。多分雪も少ないことだろうから履いてきた靴で登ることになった。出発早々に下山してきた人がいた。雪の状況を聞くと、5合目から雪があるが軽アイゼンで大丈夫とのこと。汗ふき峠まで着く。霊仙山は何と言っても西南尾根を行くのが、一番景色が良いので計画変更して周回することにした。
急な細い登山道を下りていく。川まで下りた。川沿いに進む。途中から道が良くなっている。落合の廃村を過ぎると登山口がある。急坂を登っていくとまた今畑の廃村が出てくる。こんな急坂の上に村が有ったとは驚きです。廃村を出て登っていくと尾根に出た。今まで風が無かったのに冷たい風が吹き付ける。寒い!杉林に入ると風はなくなった。頂上方向の山が見えた。ここから積雪になっている。5cm位だろか普通に歩ける。岩が出てきた。日もさしてきた。登山指数がBなったりAになったりしている。
笹峠に着く。まるで庭園のような場所です。でもここを過ぎると西南尾根コースの最大の山場です。とにかく道が無い。広い斜面を上に向かって登るだけの場所です。それも急斜面、砂地で滑って登りづらい。両手を使って登る。どこから登っていいのか判断に困る。とにかく砂地を避け、岩がある場所を選んで登るしかない。振り返るとスリル満点です。どれくらいの傾斜なのでしょうか、かなりの傾斜に見える。ようやく傾斜が収まり積雪の斜面に変わった。今度は岩ばかりの斜面なので登りづらい。ようやく近江展望台に着く。左に頂上、正面に最高点、右は鈴鹿の山並み。ここでアイゼンを付ける。尾根沿いに進む。尾根歩きは夏も冬もいいもんですね。樹氷の木々の間を過ぎると左手に最高点が見えた。白銀の世界です。最高点着くとその先に伊吹山が見えた。伊吹山に陽がさして、頂上が光っている。風が強いので頂上に向かうことにした。少し下って本来なら登り返すのだが、巻いて行くことにした。頂上に着く。更に風が強いそして寒い!早々に退散です。経塚山に向かおうとしたが、やめてショートカットすることにした。途中風が無い谷で昼食を取ることにした。手がかじかんでうまく動かない。伴藤さんから甘酒をもらう。体が温まってきた。天気が良くなってきた。青空が広がってきた。下山開始です。ショートカットしたのであっと言う間に7合目まで来たしまった。ここでアイゼンを外す。ここから泥地獄が始まる。雪が溶けて道が田んぼのようになっている。下りて始めてすぐに伊部さんが滑って転んだ。泥だらけです。それを見て慎重に下りる。靴に泥が付きだんだん重くなってきた。更にゆっくり慎重に下りる。ようやく泥地獄から開放された。天気が良くなり気温も高くなってきた。2月とは思えないほどの天気になりました。
今回は周回にして良かった。大変な思いをしたと思いますが、記憶に残る山行になりました。